紙で紙をつくる、すごい時代になりつつあります。
エプソンから2015年に使用済の紙から新しい紙をつくる乾式オフィス製紙機PaperLabが発売されて今、全国の自治体や大企業での導入が進められいるようです。
弊社は普段、愛媛県新居浜市でパンフレット制作やチラシのデザイン、またはWEBサイト(ホームページ)などの制作を企業や店舗さまから依頼を受けて制作しています。
打合せのなかで、たびたび使用する紙について話す機会があるのですが、再生紙について聞かれることはまずありません。
値段重視であれば流通量の多いコート紙、単価が上がってもいいのであれば手にとった人の記憶に残る高級紙(ファンシーペーパー)など、お客さまの業種や配布物の用途によって使う紙を変えています。
紙の情報を集めているうちに、オフィスの中ででた廃棄の紙をそのまま新しい紙として生まれ変わらせる、PaparLabという機械の存在を知りました。
今販売されているのは「PaperLabA-8000」という機種。
乾式オフィス製紙機「PaperLabA-8000」の特徴
PaperLabの特徴はおおきく3つ。
- 使用済の紙から紙をつくる
- 紙をつくるために必要な水を大幅削減
- 色紙もつくれる
SDGs=持続可能な開発目標の達成にも貢献できる、環境にやさしい製紙機はとても魅力的です。
乾式オフィス製紙機「PaperLabA-8000」の価格
本機の値段はインターネット上の情報を見ている限り、2000万円前半くらいの費用がかかるそう。
なかなか中小企業での導入は難しいですが、これから先こういったオフィス製紙機の小型化や低価格化が進めば、紙はつくるものという意識に変わっていくのかもしれません。
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