Facebookの公式ページ、皆さんはお持ちでしょうか?
Facebook,Twitter,Instagramと多数のSNSが普及する中、企業やお店もライバルに負けじと公式ページや公式アカウントを開設するケースも当たり前の光景になりました。
各SNSアカウントのユーザー状況について
2017年6月時点での各SNSでのユーザー数とアクティブ率はこんな感じ。
ユーザー数 | 2,700万人 | 4,000万人 | 1,600万人 |
アクティブ率 | 56.1% | 70.2% | 84.7% |
参考データ:
日本経済新聞「フェイスブック、日本の利用者2700万人に」2017/2/15
日本語版Twitter公式アカウントのツイート 2016/11/2
そして男女比は、以下の通り。
男性 | 53.9% | 48.4% | 39.4% |
女性 | 46.1% | 51.6% | 60.6% |
参考データ:
ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア 月次定点調査(2016年7月度)」
「Instagram」アプリの利用者数が2016年4月に1,000万人を突破 ~ニールセン、スマートフォンアプリの利用動向を発表~ | ニュースリリース | ニールセン株式会社
Twitterは複数アカウントが容易に出来るので1ユーザー=1アカウントとは言いづらい部分もありますが
だいたいこのような割合に分かれているようです。
広告運営やプロモーション担当者、WEB担当者であれば各SNSの規模や特性なんぞは解説せずともお判りだと思うので、ここでは割愛。
Facebook広告の大まかな目的
さて、ここからが本題。
MikanWorksでは愛媛県新居浜市の地域情報サイト「新居浜びず」を運営しているのですが、Facebookページのいいね数を増やすてっとり早い方法として、Facebook広告を打つことにしました。
Facebook広告にもいくつか種類がありまして、
- 特定のサイトへ誘導するもの(Facebook外の公式ページやECサイトなど)
- アプリをダウンロードさせるもの
- Facebookページにいいねさせるもの
などがあります。
大枠、この用途でFacebook広告が使われるのではないでしょうか。
今回、新居浜びずでは、Facebook公式ページのいいね数を合計100いいねを目指したかったのでFacebookページにいいねさせるものを広告のタイプに選びました。
Facebook広告を掲載した結果
広告の設定や詳しいセグメントなどの説明は省きますが、当初の目的を達成するためにポチポチと設定します。
掲載期間:3日間(2017/9/7-2017/9/10)
※広告設定時は4日間だったのですが、広告消費の状況から先に掲載が終了しました
1日の予算:500円
広告掲載前の予測:合計3~12いいね
実施前のいいね数が約70くらいだったので、約1,500円では達成できないだろうなーと思いながらも実施。
補助的にTwitterアカウントでも「Facebookページの紹介ツイート」をプロフィールトップの固定ツイートに設定するぐらい。
そして、実際の獲得結果は
- 実際の広告費用:1,652円
- 590リーチ
- 30いいね
- 1いいねあたりのコスト約55円。
→合計いいね数:106(2017/9/10現在)
と、目標だった100いいねを超えてしまったではありませんか。
予測の広告費用よりも実際の広告費用が当初よりオーバーしているのは、もともと4日間の予定で組んでいた。
なので合計2000円の想定だったが、途中でセグメントを少し調整したところ広告消費スピードが上がり、結果的に広告終了も早くなったみたいです。
今回は、新居浜市・西条市・四国中央市・今治市・松山市を居住エリアにセグメントしています。
新居浜出身の新居浜市外在住の人にもリーチできれば、その人がいいね! してもらえれば新居浜市外のコミュニティにもアプローチできるのでは? と推測したためです。
目標いいね数を超えた理由
考えられる原因として、
- セグメント周りをいじったので最適な人に露出できた
- 地域情報サイトとFacebookの相性は良いのかもしれない(ローカル,オフィシャル面で)
このあたりを推測しています。
ちなみに、新居浜びずでFacebook広告を打つのは今回が2回目です。
前回も同じ3日間でFacebook広告を運用したところ、
1日の予算:200円
- セグメント:少し今回より狭め
- リーチ数:830
- 結果いいね数:30
- 1いいねあたりのコスト約47円
いいね数でみると前回よりもコストが上がっています。
前回は、新居浜市・西条市をセグメントにしています。市内周辺に住んでいる人を重点的にしたためです。
コストが上がった原因を特定するには情報が少なく、あくまでも肌感ですが
- セグメントを今回少し広くしたこと
- 前回の30いいねの人は除外されたこと=前回刈り取った人たちの分が減った分、濃度が高くなった
あたりを考えています。
また、1いいねあたりの獲得単価を調べてみると面白いことがわかりました。
前回女性の方が獲得単価が低かったのですが、今回の結果では逆転し、男性の方が獲得単価を抑えられる結果になりました。
エリアを新居浜市中心に考えていたものを、松山市まで広げたことで松山在住の新居浜出身者へのアプローチは可能になったので当初の思惑としては想定通りでよしとします。
しかしながら、その分新居浜に特に縁のない方にまで広告が表示されてしまったようでその分10円ほど獲得単価が上がってしまった可能性があります。
このあたりも、次回実施時の課題ですね。
【参考】MikanWorksのFacebook広告を出してみた
比較対象になるかは微妙なラインですが、試しに事務所の公式ページのFacebook広告を出してみました。
結果は、
- 掲載期間:3日
- 獲得いいね:1いいね
- 133リーチ
- 3単価334円/いいね
いやー、これは恐ろしい。
1いいねがついた瞬間に広告を引っ込めました。
これはきっとFacebook広告の内容も悪かったのですが
地域情報サイトと企業ページの特性もあるかなと思います。
その他、Facebook広告では広告マネージャーからいろいろな分析や推測ができます。
私自身もこれまでの2回の広告実施経験を生かして、今後も広告掲載を実験的に試していく予定です。
Facebookページの運用にお困りであれば、こちらからお問い合わせください。
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