【Xserver】エックスサーバー同士のサーバー移転と注意事項について

こんにちは、愛媛県でホームページ制作やSNS運営を行っているミカンワークスです。
最近ファンマーケティングをどっぷり勉強中の柳川がエックスサーバーからエックスサーバーへサーバ移転をする方向けの注意事項を紹介します。

サーバー移転が必要なケース



 ホームページの運営を任される場合、新規と継続の2つのパターンが考えられます。

新規というのは「これまでホームページをもっていなかったが、新しくもちたい」人。
継続というのは「すでに他の会社に運用を任せているけど、満足いってない」人。

経験上、ホームページ制作でサーバー移転をするケースで一番多いのは「制作会社の変更」です。

・完成した後は一切更新や修正をしてくれない
・用途がわからない運営費用が毎月発声している
・依頼してもレスポンスが悪い…

など、制作~完成までは不満はなかったのに、ホームページ公開後の保守・運用で満足できていない方が当所へ相談へ来られます。

もし、自社のホームページの運営会社を変更する場合、「ドメイン移管」と「サーバー移管」という作業がだいたい発生すると考えてしまってよいでしょう。

本記事では「サーバー移管」、さらにエックスサーバー同士のサーバー移管作業の注意事項について説明します。

サーバー移転時の注意事項

制作会社の変更に伴うドメイン変更およびサーバー変更ですが、移転先サーバー会社によってはドメイン管理会社側の管理パネルから作業が必要になることを忘れないでください。

これはドメイン管理会社とサーバー管理会社が別な場合によく発生する作業で、ドメイン管理会社のネームサーバーを変更する必要があります。

たとえば…

ドメイン管理を「お名前.com」で
サーバー管理を「Xserver」で行う場合、

お名前.comで取得した独自ドメインのネームサーバーを以下の5つに変更する必要があります。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp

詳しくは以下のお名前ドットコムの公式ヘルプ参照してください。

参照:「ネームサーバー/DNSについて>ネームサーバーの変更方法>ネームサーバーの変更」https://www.onamae.com/guide/p/67

エックスサーバー同士のサーバー移転

さて、エックスサーバー同士のサーバー移転について説明します。

一番の注意事項としては、ダウンタイム(=ホームページが見られなくなる時間)が存在するってことを念頭に置いてほしいです。

他社サーバー間の移管作業であれば、新旧どちらもドメインの設定を行い、最終的にネームサーバーを変更すれば、やがて新サーバーに移行されるのですが、エックスサーバー同士ではそうはいきません。

エックスサーバーの仕様上、同一ドメインはエックスサーバー内に1つしか登録することができないため、サーバーを移行しようとすると

  • 旧サーバーから該当ドメインを解除する(該当フォルダのデータも削除されるので注意)
  • 新ドメインで該当ドメインを登録する
  • 新ドメインで該当ドメインを登録すると作成されるフォルダにホームページのデータをUPする&メールもあればメールアドレスを作成する
  • 時間がたてば新サーバーへの反映が終わり、ホームページが表示される

ここでの問題点は、新サーバーへドメインを登録するために一度該当ドメインを解除する必要があるのが大きなポイント。

ドメインを解除したとたん、ホームページは404エラーが表示されます。なぜなら、旧サーバーのファイルが一切合切消えてしまうから。

その後、新サーバーにドメインを登録し、サイトを構築し、じわじわと新しいサーバーが効き始める間、この404エラーは継続します。

これを夜などのピークタイムにこの作業をやってしまうと、とても問題。

提供サービスや訪問ユーザーの傾向に合わせて作業を行う時間はよーく考えましょう。

エックスサーバー同士のサーバー移転の反映時間はどのくらい?

エックスサーバー同士の移転作業で、どのくらいダウンタイムが発生するか実際に計ってみました。

私は平日の11時~12時に作業を行ったのですが、ノーミスで閲覧不可時間は30分でした。

具体的なタイムスケジュールも紹介します。

  • 11:15 旧サーバーがドメインを解除し、サイトが閲覧不可(青色背景の404エラー)になる
  • 11:16 新サーバーでドメインを登録する、すぐにフォルダが生成されるのでFTPでデータをアップロードする
  • 11:18 アップロード完了。新サーバーのドメイン登録画面では反映中の文字。
  • 11:40 サイトが閲覧不可から白背景の「無効なURLです。プログラム設定の反映待ちである可能性があります。しばらく時間をおいて再度アクセスをお試しください。」になる(新サーバーでのドメイン登録が反映される)
  • 11:45 サイト復帰。反映中の文字が消えていることを確認。(新サーバーの情報をドメインが見るようになっている)

DNSの特性上、反映はじわじわと効いてくるので完全な移行状態にはタイムラグがあるかと思いますが、当所予定していた1時間でサーバーの引っ越し作業が完了しました。

404エラーが20分ほど表示されてドキドキしましたが、白背景の無効なURLです~の画面に移行したら作業が進んでいると思ってまず間違いないでしょう。

エックスサーバーの導入を検討している方は、以下のバナーURLから是非ご検討ください~



私は最近、上位サーバーのシックスコアも気になっています~



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