WEB制作会社およびWEBメディア運営者にはおなじみFetch as Googleですが、クロール依頼を行う際、「PC」と「モバイル」どっちを使えばいいの?と悩んだ経験はありませんか?
まあ基本運用はサイトマップの送信だけで十分だとは思いますが、Fetch as Googleを使うと翌日にはインデックス登録が確認できていることもあり、まだまだサイトの評価が弱い段階では上限いっぱいまで送信せねばー!って使う人もいることでしょう。
本記事ではFetch as GoogleのGooglebotの種類はPCとモバイルそれとも両方選ぶべきか、といった最適な通知パターンについて紹介します。
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MFIに移行していれば「モバイル」を選ぶ
Fetch as Googleでインデックス登録を促す際、MFIに移行していればモバイル、通知が来ていなければPCを選びましょう。
両方それぞれ促す必要はありません
どちらも選択しなくていい理由
おそらく、SEO対策を意識すれば自ずとPCとスマートフォンのソースコードは同一のものを使うレスポンシブタイプのサイトが多いものと推定します。
なので、クロール対象のページ内容は同一になると考えてよいので、MFI(モバイルファーストインデックス)の通知が来たか来ていないかを焦点に選択する考え方です。
MFIへの移行通知は2018年3月27日頃より対応(移行)が完了したサイトから順次通知されていってるようですがサイト規模の大きいものから実行されているのか、当所が運営するサイトに関しては2018年5月中旬時点で連絡は来ていません。レスポンシブサイトなので、おそらく通知は来るものと考えているのですがっが。
まだMFIに移行していない場合は、デスクトップ向けページがインデックスの対象になるので、Google botを呼び込みページをクロールさせるためにFetch as Googleを利用したいのであれば、PC側を選択して問題ないでしょう。
PCとモバイルで差分は発生しないはずなので、MFIに移行しているか?してないのか?で判断して良いです。
新規コンテンツの公開であればサイトマップで十分という意見も
Fetch as Googleを使うのは緊急でクロールを促したい場合のみとし、単に新規コンテンツを公開したのであれば、サイトマップで十分だという考えもあります。
というのも、Fetch as Googleは1日1サイトあたりにたいして使用回数の制限があるので、もし新規コンテンツを公開するたびにガシガシ使っていたら万一緊急的にクロールリクエストしたい場合に上限いっぱいで翌日まで使えなかった・・・というリスクになりかねません。
一方で芸能・政治ジャンル等のトレンド系コンテンツを展開するサイトであれば、インデックス登録されていないと検索流入のチャンスを逃してしまうと考えられています。
ある程度評価されているサイトならば、Google botの巡回頻度も平均より高く、インデックス登録が早いと推測しますが、まだまだ発展途上のサイトの場合はサイトマップのみだとインデックス登録まで数日かかります。
Fetchは1日の使用回数の制限内で更新通知足りるのであればFetchでも良いんでは?という中立派意見も。
いずれにせよ、どれだけFetch as Googleでクロールしてくださいとお願いしてもあくまでも手法のひとつにすぎないので、「そもそものコンテンツ内容の充実」に重きを置くことが最も早いSEO対策だと思いますよう。
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